3) 鍵盤をみっつおきに弾いてみます
半音+半音+半音+半音
となりあった鍵盤をそのまま弾くと、半音階。
ひとつおきだと、全音音階。
ふたつおきだと、減七の和音の構成音。
みっつおきだと、
つまり、右手の1の指でドを押さえておいて、
2の指を、ド# 半音、 レ 全音、 レ# ふたつおきと、言いながら、
ずらして弾いていきます。
次のミが、みっつおきになります。
ド ミ
ミの次は、ファ ファ# ソ をとばして、ソ#を弾きます。
ド ミ ソ#
ソ#の次は、ラ ラ# シ をとばして、ドになるので、
みっつおきに弾いた場合は、
ド ミ ソ# ド ミ ソ# の3つの音をくりかえすことになります。
よく見ると、全音+全音なので、
いちばん簡単にみつける方法は、
全音音階をひとつおきに弾くことです。
全音音階 を右手で上の方 → へ、ひとつおきに弾いた場合。
ド ミ ソ# と、もうひとつは、
レ ファ# ラ# ができます。
指は、1、2、4or1,3、5でいいでしょう。
上の方へ続けてド ミ ソ#、 ド ミ ソ# と弾く場合は、
1、2、4の指を使います。
左手でも弾いてみましょう。
ド
ラ♭(ソ#)
ミ
を右手と同じ指、1、2、4or1,3、5で弾きます。
同じように、
レ
シ♭(ラ#)
ソ♭(ファ#)
もうひとつの全音音階も、右手で上の方 → へ、
とつおきに弾いた場合。
ファ ラ ド# と、
ソ シ レ# ができます。
左手、
ファ
レ♭(ド#)
ラ
ソ
ミ♭(レ#)
シ も弾いてみましょう。
3つの音を、一緒に押えると、
増三和音(ぞうさんわおん)ができます。
ド ド# レ レ# ミ
半 半 半 半
半音 半音=短2度
半音+半音 =全音=長2度
半音+半音+半音 =短3度
半音+半音+半音+半音=長3度=全音+全音
と、半音が増えてきて、
長3度 のへだたりだけでできてる和音のことです。
これも、4種類しかありません。
理論上は、異名同音で読み替えることで、
ド ミ ソ# だけでも
ミ ソ# シ# 、
ラ♭ ド ミ の3種類の増三和音ができます。
4種類 × 理論上は3種類 → 理論上は12種類の増三和音が存在します。
増三和音で検索すると、
わかりやすい解説ページが見つかります。
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