引っ越しでピアノを運ぶ

10月の終わりに、神奈川県川崎市から札幌へ引っ越しました。
川崎を越したのが、10月30日。

ピアノだけ、その数日前に、ピアノ運送の康平運送さんに運び出してもらいました。
札幌までの運送料は、先払いで、税込み144,720円でした。

家具などの引っ越しは、引越のプロロに頼んで、税込み290,000円。

それに比べると、ピアノの運送料はやっぱり高いです。

札幌の方の引っ越しは、11月4日。

引っ越し屋さんのトラックは、札幌までカーフェリーで行くので、
川崎を出てから数日かかります。

最短で、11月3日に荷物は着くと言われましたが、

引っ越し先がマンションの６階なので、

マンションの管理人さんが出勤している平日の方が、
エレベーター（９人乗り、600kg ← これ、重要なんです。
グランドピアノC3 が乗せられるぎりぎり。
この日は、ピアノはまだ届いてないけれど）を
止めてもらえるということで、

祝日の11月3日は避けて、4日にしたわけです。


２台あるエレクトーンの方は、
ピアノ運送会社には頼まないで、
引っ越し屋さんに運んでもらいました。

マンションの部屋の中が段ボールだらけで、
足の踏み場がないので、　
        

ピアノは、かなり待ってもらって、   

片付けがだいたい終わった11月19日に入れてもらいました。

川崎のピアノ運送から中間業者経由で委託されたという、
札幌ピアノ運輸から2人来てくれて、
マンションの玄関と通路、部屋の入り口とか巻き尺で計っていて、

「ちょっと入れるのがきついので、
別作業が必要になるので、
割り増し料金が発生してもいいですか？」

と言われてしまいました。

ピアノを包んでいる梱包も解かないと通路を通らないので、
ピアノの梱包を解いて、
それからピアノを運び入れるみたいでした。

マンションの通路に、布を敷いてから、   

玄関と、部屋のドアをはずしていました。

もう１人来て、３人でかなり苦労して運び入れてました。
あとで聞いたら、「５人いたら、楽だったんですけど」
と言ってました。

結局、助っ人の分（？）などで、
10,800円余計にかかってしまったけど、
クレーンで吊るということはなかったので、
ホッとしました。

ピアノを入れた数日後の部屋の様子。

引っ越し疲れと、荷造りや荷解きのせいか、
最近、指が痛くて、あまりピアノは弾いてなかったので、
調律は先延ばしにしていたのだけど、
やっぱり調律だけはしておこうと思って、
インターネットで、札幌　調律で検索してみました。

それでHPを見て気になった 調律師さん に電話してみました。

「グランドピアノはxx,000円ですが、
はじめての場合、3,000円余計にかかりますけど、いいですか」

と言われましたが、お願いすることにしました。

「昭和48年購入のもので、その頃はよく弾いていたので、
ほんとうは買い替えしないとだめなんですけど、
もうあまり弾かないと思うので、このまま使おうと思って」
と話したら、

「中古の状態のいいも のに買い替えると、
幸せになれるかもしれませんね。
部品が弱くなっているので、
特に高音部分は、調律しても、すぐ戻ってしまいます」
と言ってました。

さいごに、
「松ヤニを塗っておきます」
と言って、ていねいに調整してくれました。

川崎にいた時も、調律後２週間くらいで、
鍵盤の上２オクターブは、音程が下がってしまうので、
ほんとうは買い替え時期なんだろうな～と思っていました。

まだ、引っ越し疲れで、手が痛かったりして、
あまりピアノは弾いてはいないけれど、
なかなかいい感じに響いてくれてます。