01/W FDを購入した時、石橋楽器が付けてくれたカタログと、
シンセの音色ライブラリー(1992年当時)のカタログ。
当初、01/W FDは、
エレクトーン関係のアンサンブルの
ベースパートで使うくらいで、
拡張音源(PCMカード)には、あまり興味がなくて、
というより、
値段が高かったので、躊躇していたのが本音でした。
やっぱり、
PCMの波形(マルチサウンドとドラムサウンド)
の入ったPCMカードと、
もう1枚の方にプログラム/コンビネーション100音色と
演奏データ(シーケンスデータ)が入っている、
拡張音源が欲しくなって、石橋楽器に電話したのが、
90年代の終わりだったと思います。
日進月歩の激しいシンセ業界のこと、当然、在庫はすでになくて、
「01/Wの中古と一緒に入荷することはある」
ということでした。
すっかりあきらめていたのですが、
2007年の春、たまたまネット検索していたら、
マークス・ミュージックのHPで見つけたんです。
発売時、拡張PCM音源付きのXSCシリーズが18,000円、
音色カードだけのXPCシリーズが7,000円 していたものの中古が、
XSC-4S(Dance) 4,800円
XSC-6S(Ethnic) 4,300円
XPC-14(Rock Chronicle) 2,900円
で出ていたので、即、購入しました。
送料840円+振込手数料105円で、合計12,945円でした。
XSC-4S(Dance) は、ケースと説明書がないと言われました。
それなのに、値段が一番高かったので、需要の問題でしょうね。
これは、届いてから、音を聴いて納得したというか、
今でも充分使える音が満載でした。
その数ヶ月後に、メッセ・デ・ミュージックでも見つけました。
XSC-1S(Best of M&T) 2,990円
XSC-5S(Synth Design) 2,990円
XPC-11<SOUND ALTERNATIVES> 2,990円
XPC-13<POP PERFORMANCE> 2,990円
こちらは、PCMカード付きでも、
音色と演奏データだけでも、一律2,990円で、
送料440円+振込手数料210円で、合計12,610円でした。
PCMカードと、
プログラム/コンビネーション100音色+演奏データカードは、
ここに、装着して使います。
購入後、15年以上使ってなかったスロットなので、
さいしょ、なかなかカードを感知してくれませんでした。
何回も出し入れしてるうちに、読み込んでくれました。
読み込めると、バンクを押すと、
A、Bバンク以外にCバンクというのが現れます。
例えば、Cバンク10の、MagicOrganで使ってる音源が、
C03:MagicOrgan
167:MagicBell
で、Cバンクの3番目のMagicOrganと、
本体の167番目のMagicBellを使って作られています。
ここで、PCMカードをスロットから抜くと、
C03:のところが、No Cardの表示に変わります。
ようするに、XSCシリーズは、
PCMカードがスロットに入っていないと、
音色カードだけでは、本来の音色にならないということです。
発売時に入ってなかったPCM波形が、
別売りのPCMカードを装着すれば使えるというものでした。
実は、ネット上に置いてある01/Wのsyxファイルに、
XSCシリーズの音色カードのもあって、
中古とはいえ、けっこう高い値段で購入したので
ショックを受けたことがあります。
XSCシリーズに限っては、
PCMカードがないとあまり意味がないのですが、
音色カードだけのXPCシリーズのsyxファイルは、
そのまま読み込めば使えてしまうので、ええっという感じでした。
石橋楽器が付けてくれたシンセの音色ライブラリーに出ていた、
01/Wの音色カード一覧表です。
「クリックで拡大できます」
その後、ヤフオクを利用するようになって、
01/Wの音色カードは、他にも、かなり買い集めました。
そういう音色カードと、ネット上のsyxファイルについては、
次回以降に書いていこうと思います。